独法職員の株主優待日記

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小説 首折り男のための協奏曲 あらすじ・ネタバレ(大藪編)

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7編からなる短編をまとめた連作集

長編小説も面白いけど、短編が繋がっていくストーリーも好き(*´艸`)

この記事では、大藪をメインに書いていくね。

首折り男の周辺

大藪

世間を騒がしている首折り男

首を折って人を殺すような仕事をしているが、時々「誰かの役に立ちたい病」になって仕事を放りだし金にならない仕事をすることもある。

時々、人に親切にして、バランスを取っているとのこと(ヽ´ω`)フゥ-3

 

小笠原 稔

大藪とウリ二つの青年だが、性格は正反対の温厚派

断れない性格から、友人から「お金を十万円ほど借りてくれないか?すぐに返せばいいから。」と頼まれた。

この言葉を信じて紹介された事務所へ出向いて借りる。

だが、すぐに返却しようとしても受取拒否されてしまった。

その後も返却を試みるも、難癖をつけて受取を拒否。利息は膨らむ一方になった。

 

 

場面は変わり、借金取りが小笠原と大藪を間違えて「何、無視してんだよ。」と

取り立てを行ってしまった。

首折り殺人鬼の大藪は、取り立て屋の携帯電話を使い、小笠原に「借金を解決してやった」と連絡を入れた。

 

事実確認をするために小笠原は借金取りの事務所に訪れるが、従業員の首がことごとく折られていた。

さらに部屋の奥に向かうと、大藪が死んでいるのを発見した。

 

なんで大藪が死んだのか?(。´・ω・)?

後述する時空のねじれがあったからか?

なぞ 笑

 

濡れ衣の話

丸岡 直樹は、3年前に息子を交通事故で無くしてしまった。

いくら月日が経とうとも、その傷が癒されることはなかった。

そんな中、丸岡は加害者が住んでいたマンション近くを歩いていたところ

ある女と出会ってしまう。

 

ある女とは、加害者そのものである。

丸岡は事故を起こした女が、まだ同じ土地に住み着いているとは知らずに愕然とした。

さらに、後ろから優男が近づいてきて

「じゃあ、また今度な」と挨拶をし、立ち去っていく。

そして信じられない言葉をかけていく。

 

「今度、新車が来るから乗せてやるよ。おまえも運転したいだろ」

 

丸岡は絶句した。

交通事故で息子を殺したこの女は免許を取り消しになったはずだった。

そう問いかけると

「そんなのなくても」

 

気付いた時には、丸岡は殺人者となっていた。

 

事が起きてから

そして、死体をワゴンに隠していたところ

刑事と名乗る男に出会ってしまった。

観念した丸岡は、今までの経緯を洗いざらい話した。

凶器は、小刀で小学生が鉛筆を削る練習のときに使う物と説明した。

 

どうしてそんなものを持っているのか?というと、話は2日前に遡る。

近所の小学生が落とした物を拾ったのである。

最初は鋏を落としたので、それを拾ってあげた。

そこから「おじさん、子供死んじゃったんでしょ?」と小学生との会話が交わされる。

 

その後やりとりをして、丸岡は息子を失い寂しい思いをしていたので

話し相手になってくれるような友達(?)と求めていた。

「今度、遊びに行かないかい?」と唐突に問いかけた。

 

小学生は、「それじゃあ、キャッチボールをしようよ」と返してくれた。

そして、来週会おうね。と約束を交わした。

 

小刀もその時に拾ったのだが、その場で返さなかった理由は、

次に会った時に話のきっかけになるかもしれない。と考えたからである。

 

時空のねじれ

この話を聞いた刑事さんは

「それは、俺かも」

と意味不明な発言をする。

この刑事さんもはるか昔に大人とキャッチボールをする約束を交わしていたが

待っても来なかったという過去があった。

 

「なるほど、そうか。もう一度やり直したら、どうなるんだろう」

と刑事さんはつぶやく。

 

そして、ある行動に出た。

刑事は、ワゴンに行き女の身体にのしかかるような態勢を取り、

頭をつかむようにして腕を動かした。

首を折った。

 

刑事というのは、偽りで大藪である。

この女の死体を大藪が引き受けた。

「殺害した人間がここで一人増えたところで、さほど違いはない。一個くらい貰ってあげるよ。」

 

そして丸岡に対して、少年とのキャッチボールの約束を果たすように伝える。

 

その少年とは、昔の大藪という考えで、キャッチボールの約束を守ってくれていたら

今という首折り殺人鬼の大藪の人生が変わるのではないか?と考えている。

 

時空のねじれを信じるのであれば。

 

 

大体のあらすじはこんな感じ(。・ω・))フムフム

でも小説を読むと、もっともっと深い内容が描かれているし

その描写もすごく楽しい(∀`*ゞ) 

伊坂幸太郎の小説、好きすぎるヾ(*´∀`*)ノ

 

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