独法職員の株主優待日記

DIY・株主優待 などの備忘録ブログ

【簡易分析】7918 ヴィアホールディングス(株主優待-2017年)

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簡易分析 ヴィアホールディングス 株主優待

(株)ヴィア・ホールディングス【7918】

2017年9月権利が終わった。

2018年3月権利からは、株主優待の改悪のスタートとなる。

今後の情勢が気になるところではあるが、簡単に見ていこう。

どんな会社?

2016年12月に東証一部へ上場した。

9つのブランドを展開しており、大規模な外食チェーンである。

 

1.備長扇屋

2.パステル

3.紅とん

4.いちげん

5.魚や一丁

6.ぼちぼち

7.カジュアルダイニング

8.洋食系レストラン

9.中華系レストラン

 

7~9については大ざっぱな括りではあるが、公式ホームページではこのように紹介されている。

 

一部に上場したのを契機に以下の三つを施策として挙げている。

・既存業態のブラッシュアップと新規出店の加速化

・フランチャイズ業態の積極開発と加盟店展開

・M&Aによる経営資源の強化とドミナント形成の推進

 

簡単にいうと、今ある店舗を分析しつつ、地域を絞り集中的に経営を展開していくことを挙げている。無理に広い地域で展開していくのではなく、シェアを確保できる地域で実績を上げることを最優先とする。

 

ただ、現時点でもうすでに多角的に全国展開しているわけで、どのように絞っていくのか見ものである。

 

会社概要

1948年:設立

2001年:備長扇屋のブランド確立

2003年:ぼちぼちのブランド確立

2005年:ヴィア・ホールディングスに商号変更

2007年:紅とん、一源の株式を取得

2015年:パステルを譲受

2016年:東証一部へ市場変更

 

資本金:36億円

従業員:2,607名

 

M&Aを積極的に行っており、事業の拡大をしている。

逆に譲渡をした会社もあるので、選択と集中が功を制すか気になるところである。

 

業績について

株主優待の改悪をしているが、現状は黒字である。

ただ、今期の経営は芳しくなくグループ全体の売上高は前年割れ。客数および客単価も前年割れである。

かろうじて良い数字を出しているのが、紅とんである。

主力の備長扇屋も客数が伸び悩んでいるが、今後は備長扇屋・紅とんを集中的に展開していく戦略を取るようだ。

 

当期純利益の推移

平成28年度:2億5,000万円

平成27年度:2億7,000万円

平成26年度:2億5,000万円

平成25年度:1億8,000万円

平成24年度:9億5,000万円

平成23年度:-15億4,000万円

平成22年度:-20億8,000万円

平成21年度:-5億4,000万円

平成20年度:4億9,000万円

平成19年度:-14億6,000万円

平成18年度:2億1,000万円

平成17年度:1億7,000万円

 

このようにしてみると大参事である。

平成22年度・23年度は東日本大震災による損害とグループ企業に係るのれん償却である。

致し方ない部分もあるが、不安定な印象は拭えない。

 

あまり比較にはならないが、市場を賑わしているすかいらーくを見てみると

 

すかいらーく:グループ総店舗数3,109店、純利益180億円

ヴィアホールディングス:グループ総店舗数551店、純利益2億5,000万円

 

さすがにブランド力が違いすぎるのでこのような結果になるのは当然だが

経営に難を感じてしまうのは仕方がない。

 

株主優待

権利確定月:3月 9月 年2回

 

【2018年3月権利確定分より】

100株:5,000円

200株:10,000円

300株:15,000円

400株:20,000円

・・・

・・・・

・・・・・

1,000株:50,000円

 

株主優待の贈呈額は申し分ないが

会計1,000円毎に500円割引の半額券となっている。

 

ただし、交換レートは散々たるものではあるが、商品交換制度は継続されると公表している。

 

利回り

1株:826年(2017年9月時点)

 

100株:82,600円

株主優待:10,000円

配当金:500円

 

10,500÷82,600=12.7%

利回りは高く見えるが、使い勝手を考えると微妙なところである。

他の会社が贈呈している株主優待の食事券は使用制限がないのが多く、半額割引としての需要はあまりない。

 

個人的見解

居酒屋という業態自体が苦戦を強いられている状況である。

更に中食にトレンドが移りつつあるのも、外食産業の打撃を与えている要因となっている。

 

居酒屋大手のワタミを筆頭に次なる業態としてレストラン系を展開しているが

ヴィアホールディングスは、どの方向で進めていくのであろうか。

パステルがデザート店やレストラン経営として営業しているが、芳しくはないのが気になるところ。

 

外食でしか得られない付加価値を生み出すことをが期待されるが、今後の動きに注視しておこう。