株の植え方。

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【9783】ベネッセホールディングス 株主優待が届きました。

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ベネッセホールディングスから株主優待が届きました。

(株)ベネッセホールディングス【9783】

通信教育の大手である進研ゼミを運営している企業で有名ですが、2024年にMBOが成立し上場廃止となりました。非上場になりますが教育系や介護系、出版物も手掛けており、多角化を進めています。

どんな会社?

ベネッセはCMも多く行っているので、多くの方がご存じだと思います。「たまごクラブ、ひよこクラブ」の妊娠・出産・育児などの関連事業やお子様向け「こどもちゃれんじ」そして「進研ゼミ」が主力商品です。

その他には、いぬのきもち・ねこのきもち、などの出版も行っています。事業の多角化は進めていますが、教育系のジャンルが主体なため相乗効果が生まれています。

株式情報

本社は岡山県岡山市に位置し、決算月は3月です。

株主優待は自社選定カタログが頂けたので人気でしたが、上場廃止に伴い廃止されました。配当金も出ていましたので、参考までに紹介します。

株主優待(廃止済)

権利確定月:3月 9月 年2回

保有数 株主優待
100株 ¥3,000

権利区分は100株のみで、ベネッセグループの商品が掲載されているカタログが頂けました。お菓子・食品・教育書、などが掲載されているので、万人受けするラインナップです。教育書としては、お子様向けのひらがな練習や、漢字辞典を選べるようになっているのも嬉しいです。

数量限定品

数量限定の商品もありますので、欲しい方は早めにお申込ください。

数量限定の商品もありますので、欲しい方は早めにお申込ください。

数量限定品は、一定期間ごとに締切日が設けられており、締切日までに到着した数量から抽選が開始されますので、欲しい商品がある場合はお早めに申込必要があります。

例えば「あかちゃんすくすく おうたえほん」は数量5,000と多いので、まず外れることはありませんが、1,000未満の商品は要注意です。

例えば数量1,000だった場合、抽選の仕組みは以下のとおりです。

締切日1日で応募数800だった場合、全員当選

次の締切日12日で応募数500だった場合、残200から応募500を抽選

過去の例からも1,000未満の商品は1回目の締切日で上限に到達しているケースが多いので、ご注意ください。

絵本など

離乳食のムックセットです。365日の献立を考えずに済むので大助かりです。

離乳食のムックセットです。
365日の献立を考えずに済むので大助かりです。

ベネッセの株主優待は子育て世代にとって重宝しました。離乳食のムックセットやえほん関係が豊富に用意されています。

あかちゃんすくすく おうたえほんを頂きました。
収録曲は10曲も入っています。
音が出る絵本を頂きました。
収録曲は10も入っており、絵本のクオリティが凄まじいです。

乳幼児用品はベネッセの得意分野ですね。収録曲が10曲も入っている絵本で、ページをめくるとそれぞれの歌詞も書かれています。

ミニピアノのえほんです
どうようのおうたえほんです
ミニピアノやどうようの絵本も頂きました。
このシリーズはかなり良かったです。

えほん関連は毎回楽しみにしており、ミニピアノや童謡の歌など楽しい面白い仕組みがたくさんあります。株主優待で頂けていたのは重宝していましたが、我が子も喜んで遊んでいるので、今後は書店で普通に購入ようと思っています。

カタログギフト

カタログに掲載されている商品はどれも魅力的ですが、欲しい物がない場合は「プルミエ サージュ」のカタログギフトも選べます。

カタログギフトも選択できます。1,000点近い商品が掲載されているので楽しく選べます。

カタログギフトも選択できます。
1,000点近い商品が掲載されているので楽しく選べます。

プルミエのサージュは多くの企業が株主優待として提供している物でもありますので、見慣れた方も多いかと思います。欲しい物を大体頂いた方でもグルメ品も掲載されているので助かります。

利回り

項目 金額 備考
1株 ¥1,843 2023年6月時点
100株 ¥184,300  
株主優待 ¥6,000  
配当金 ¥6,000  
利回り

6.51%

 

株主優待の廃止が決まる前のデータですが、年2回もありつつ配当金も約3.2%と高い部類に位置しており、総利回りは約6.5%と高還元銘柄でした。そのためMBOで上場廃止となったのを残念に思われている方も多いでしょう。

なお、株価は一時期4,000円を超えるほどでしたが、2018年頃から下降トレンドに陥り半値以下になってしまいました。MBOの買付金額は2,600円だったことから長期保有者は損失を被った方が多数です。それでも株価上昇の兆しが無かったことから、少しでも高値で撤退できたと考えれば良かったのかもしれませんね。