JFEホールディングス(株)【5411】
鉄鋼事業を手掛けており、日本屈指の企業です。鉄以外の事業にも進出しており、多角化戦略を行っています。
どんな会社?
JFEスチールという会社が中核を担っており、世界でも名を轟かせている企業の一つです。高級鋼分野に強みを持っている鉄鋼メーカーでニュースでも取り上げられるほどの大企業です。
また、JFEエンジニアリングやJFE商事も傘下に加え、鉄に関するエネルギー技術や資源サイクル技術などで相乗効果を発揮しています。
株式情報
本社は東京都千代田区に位置し、決算月は3月です。配当金が素晴らしく、高配当銘柄としても人気を博していますので、それぞれを見ていきましょう。
株主優待
保有数 | 株主優待 |
---|---|
100株 | 工場見学 |
株主優待も一応実施されていますが、工場見学なので本当に好きな方ではないと意味のない優待です。
私は仕事の関係からJFEのごみ焼却施設を見学させていただいたことがありますが、管理室のモニターや焼却の流れなどを見られたのは良い思い出です。無骨な鉄だらけの建物のイメージでしたが、中身は精密機器だらけでした。
こういった見学がお好きな方は大いに嬉しい株主優待ですね。
利回り
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
1株 | ¥1,574 | 2022年12月時点 |
100株 | ¥157,400 | |
株主優待 | ¥0 | |
配当金 | ¥14,000 | |
利回り | 8.89% |
配当性向30%を目標に実施されているので、高配当になるときもあれば、雀の涙ほどしか出ないときもあります。
2023年3月期の配当金は中間が50円で、期末は未定となっています。そのため、試算では昨年のの中間60円、期末80円の合計140円で計算しています。その数字で行くと配当利回りや役8.8%と驚異の数字となりました。
ただし、2021年、2020年は1株10円~20円に落ち込んだり、中間配当が無配に転落することもありました。配当性向30%がベースなので、利益が出れば出るほど株主還元も大きくなり、期待度が高まります。
この頃の株価は好調ですが、1,200円~1,800円のレンジ幅で落ち着く傾向が見受けられます。3,000円を超えていた時期もあり、その時と比べれば半値です。配当金の期待度も高いので候補銘柄の一つに入れてみてはいかがでしょうか。