株の植え方。

運用スタイルは中長期です。株の成長・収穫の過程をお届けします。

【8613】丸三証券 株主優待が届きました。

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丸三証券の株主優待は山本山の海苔缶が頂けます。

丸三証券(株)【8613】

マルサントレードというサービスを展開していましたので、株式取引を行っている方はご存じの方が多いと思います。人気のある証券会社か?と問われると、何とも言えませんが中堅クラスに位置しています。

どんな会社?

有価証券の売買等を行っている証券会社で明治43年(1910年)に創業している歴史ある企業です。100年以上も存続していると箔がつきますが、個人利用者の目線から見るとそこまでサービスが良いわけではありません。手数料等も他と比較して優位に立っているわけでもないので、時価総額・売上高・口座開設数などの指標を見ても業界内の上位に入ることは稀です。

というのも対面販売に主軸を置いているため、1対1での取引対応や法人対応メインなので表にはあまり出てきません。それでも100年以上も事業展開出来ているのはそれなりの評価が得られている証拠ですが、顧客対応で飛び抜けているのは野村證券なのは間違いないでしょう。次に大和証券、SMBC日興証券と続きます。会社勤めで証券の対応をする経理の方であれば、このあたりの営業さんが多く来ているのが実感できるかと思います。

丸三証券で良いところは?というのは正直見えてきませんが、オンライン取引の強化にも注力していますが、マルサントレードというサービスは岡三証券に事業継承しています。強みである対面販売重視に戻っています。

株式情報

本社は東京都千代田区に位置しており、決算月は3月です。東証プライムに上場しており、株主優待や配当金が出ていますので、それぞれを紹介します。

株主優待

権利確定月:3月 年1回

保有数 株主優待 備考
100株 ¥1,000 海苔(山本山)
1,000株 ¥1,500 お米(魚沼産)

株主優待メインであれば100株一択で、山本山の焼き海苔と味付け海苔のセットが贈呈されます。3月権利ですが、届くのは7ヶ月後の10月頃です。多くの株主優待は3ヶ月前後で届きますが、1,000株の優待品である新米の季節に合わせた時期の発送となっています。

なお、山本山は1970年代に多くのCMが流れていたようで「上から読んでも山本山。下から読んでも山本山」というキャッチフレーズが有名です。

丸三証券から山本山の海苔缶が届きました。

丸三証券の100株の株主優待品は山本山の海苔缶です。
焼きのりと味海苔の2種類があり、とても美味しいです。

こちらが毎年頂いている山本山の海苔缶です。8切40枚入りでお茶碗にピッタリサイズなので毎日の食卓に重宝します。

利回り

項目 金額 備考
1株 ¥803 2023年10月時点
100株 ¥80,300  
株主優待 ¥1,000  
配当金 ¥4,000  
利回り

6.23%

 

株価は500円未満を推移していましたが、2023年9月に特別配当の通知が発出されてから暴騰し800円を超えました。その内容は2024年~2028年まで1株30円の5年間もの増配といった内容です。

株主優待の海苔1,000円分も嬉しいですが、配当金が何よりの魅力な銘柄でした。2021年は1株30円でしたが、翌年以降は30円→22円→12円と減配の発表が続きました。時限的な措置ですが特別配当として1株30円が上乗せされるのは一安心です。

丸三証券は配当金を重要視しており、連結当期純利益を基準に配当性向50%と高く設定しています。業績に変動してブレ幅が大きいので安定配当というわけではありませんが、それは投資の世界では当然の話です。

2028年までの5年間に業績が上向き、更なる増配および安定配当を期待したいところですね。