(株)ライドオン・エクスプレス【6082】
全国的にお寿司や定食の宅配サービスを行っており、家庭の生活を豊かにすることを追求しています。
どんな会社?
銀のさら・釜寅・すし上等!の3ブランドの宅配事業を展開しています。
その他にもファインダインズという、レストランの本格料理を自宅やオフィスに届けるサービスも行っています。デリバリー業界は競争企業が多くなっていますので今後も営業利益を伸ばしていけるか気になるところです。
また、全てのエリアを配送してくれる訳ではなく、店舗が近くにあるか否かで使用できるかが決まってきます。ご利用になる前に、以下のホームページで対象エリアか確認しておきましょう。
ブランド | 公式サイト |
---|---|
銀のさら | https://www.ginsara.jp/store/list/ |
釜寅 | https://www.kamatora.jp/ |
すし上等! | https://www.sushijoto.jp/ |
株式情報
本社は東京都港区に位置し、決算月は3月です。株主優待は自社が運営しているデリバリーサイトで使用できるお食事券が頂け、配当金も出ていますので、それぞれを見ていきましょう。
株主優待
権利確定月:3月 年1回
保有数 | 株主優待 | 備考 |
---|---|---|
100株 | ¥2,500 | もしくはお米2kg |
権利区分100株のみです。お食事券として使うのが一番利回りが良いですが、お米2kgと交換する制度も設けられています。
ただ、お米1kg=500円と仮定しても大幅な利回り減になりますので、出来る限りお食事を頼んだ方がお得です。
利回り
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
1株 | ¥1,116 | 2022年9月時点 |
100株 | ¥111,600 | |
株主優待 | ¥2,500 | |
配当金 | ¥3,000 | |
利回り | 4.93% |
株主優待と配当金を合わせた総利回りは約4.9%と中々の数字を出しています。
ただ、株価は2020年には3,000円を超えていましたが、そこから一転、下降トレンドに入っています。底値と思われる800円付近も射程圏内になってきました。
コロナ感染で外食事業は芳しくありませんが、デリバリーは逆に売上を伸ばせる分野ですし、利益もしっかりと出ているため経営状況は良いです。自社株買いも進めて健全性を高めていますが、中々株価の反転には届いていません。株価が下がれば下がる程、利回りは上昇するので、参入するタイミングを見極めたいですね。
銀のさら
お安いランクの相模(さがみ)です。
株主優待券が2,500円分なので、それに近いお寿司を注文するとなると選択肢がかなり狭まります。5,000円超の高級桶も気になりますが、クリックが中々押せません 笑


以前ランチ注文した特選ちらしです。ランチの価格帯は税込1,000円未満をキープしてくれているので、気軽に注文できます。(※平日限定11:00~14:00)
数年前は土日でも注文できましたが、徐々に条件が悪くなってしまうのは残念な限りです。それでも2名分でしたら株主優待でお得にお食事を楽しめますけどね。
なお、2017年までは株主優待券が5,000円分だったので、豪華なお寿司を堪能出来ていました。それでは株価も下がっていることですし、2名義保有で2,500円×2枚にしたら・・・?と思いますが、1回の注文で使用できるのは1枚です。
ただ、「1回の注文につき1枚の利用」という文言を読む限り、注文を分ければ株主優待を実質的に2枚利用することも可能そうです。デリバリーの配達条件も1,500円以上とハードルが低いので、豪華なお寿司を堪能したい!という要望は条件が整えばまだまだ叶えられそうです。