株の植え方。

運用スタイルは中長期です。株の成長・収穫の過程をお届けします。

【1911】住友林業 高配当金が届きました。

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住友林業から高配当金が届きました。

住友林業(株)【1911】

イメージキャラクター「きこりん」が有名な住友林業です。ハウスメーカーでも不動の人気を誇っており、トップクラスの高級注文住宅メーカーです。

どんな会社?

商業にも林業と名が付いているとおり、木を軸にした事業展開をしています。木を植えるところから始まり、伐採・加工・建築などを担っています。

森林の保有面積は約4.8万haと広大な土地を管理しており、日本の国土の割合で言うと約0.125%ですが、一つの企業がこれほどの土地を有するのはそうそうないでしょう。

※参考面積

東京ドーム:4.7ha

東京ディズニーランド:51ha

東京都:21.9万ha

森林があると土に根が張られ、大雨や洪水の水害を最小限に防げることから社会的役割もあります。ただ植えるだけでは健全な森林にはなりませんので、適正な伐採計画も含めて大変重要な事業を行っています。

株式情報

本社は東京都千代田区に位置し、決算月は12月です。株主優待は実施されていませんが、配当金がとても魅力的となっています。

株主優待

株主優待は残念ながら実施されていません。知名度も抜群で、個人投資家を集めるメリットも薄いため、今後も新設される見込みはほぼないと思われます。

利回り

項目 金額 備考
1株 ¥4,795 2024年4月時点
100株 ¥479,500  
株主優待 ¥0  
配当金 ¥13,000  
利回り 2.71%  

株価は上場来最高値を更新し続け、5,000円台も視野に入っています。株価高の背景には株式市場全体の上昇ムードもありますが、日本のみならず、海外でも木材を筆頭に住宅の売上が好調であることも一つの理由です。

配当金は株価上昇に伴い利回りが減少傾向ですが、増配は定期的に実施され1株130円の予想となっています。それまでは1株40円がベースだったことを考えると3倍以上まで増配されています。配当利回りも約2.7%と中々の還元率を誇っています。

住友林業は数年前から高配当銘柄として有名でしたが、ここまで株価が上昇しても配当利回りが2.7%超というのは魅力的です。私が保有を始めたのは2,000円未満だったので、投資金額に対しての利回りは6%超とありがたい数字を出してくれています。

1,500円のレンジ幅の時に保有された方は8%超の配当利回りが得られています。15万円の投資に対して毎年1万3000円も頂けるので、リターンの大きさが際立ちます。配当記銘柄も長期保有で持ち続けると大きな恩恵が得られる良い例の銘柄です。