(株)ユニカフェ【2597】
レギュラーコーヒーの焙煎・加工の大手企業で、UCCの子会社となっています。
数年前まではコーヒーはさほど飲まなかったのですが、ユニカフェ等のコーヒー銘柄を保有するようになってから良さが分かるようになってきました。
どんな会社?
レギュラーコーヒーとして有名ですので、ユニカフェを耳にしたことがあることは多いかと思います。
UCCのグループ会社としての一面も持ちつつ、2019年1月には株式会社アートコーヒーをグループ化しています。
昭和9年に神田で事業が始まり、2008年に会社分割によりアートコーヒーが設立され、ユニカフェの仲間入りを果たしています。
また、UCC上島珈琲との関係からキューリング事業(家庭用コーヒー抽出機)を受け継いでいます。
レギュラーコーヒーを主体としていましたが、徐々にコーヒーの多角化が始まっているようです。
株式情報
株主優待は自社商品であるコーヒーが頂けます。
その他、配当金についても以下のとおりにまとめました。
株主優待
権利確定月 12月末 年1回
保有数 | 株主優待 |
---|---|
100株 | ¥2,000 |
1,000株 | ¥3,000 |
上表の金額分の自社商品が贈呈されます。
毎年コーヒーの詰め合わせが頂けますが、2020年は全て粉コーヒー90gでした。
過去にはドリップコーヒーが入っていることもありましたが、豆コーヒーは見たことがりませんね。
コーヒーミルを誰もが持っているとは限りませんので、株主優待としては粉もしくはドリップが基本になります。
個人的には豆で貰えたら嬉しいんですが 笑
なお、保有数は100株と1,000株の差が1,000円分しか変わりませんので保有するのであれば100株がオススメです。
利回り
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
1株 | ¥962 | 2020年2月時点 |
100株 | ¥96,200 | |
株主優待 | ¥2,000 | |
配当金 | ¥800 | |
利回り | 2.91% |
総利回りは3%に届かず低い部類になります。
投資金額が10万円未満で株主優待も配当金も出る。というのは魅力的です。
また、コーヒー事業の大手企業ですので経営は比較的安定しています。株価の乱高下も少ないですので、安定資産として末永く持ち続けるスタイルの方は検討してみても良いかもしれませんね。
財務関係
2019年にアートコーヒーやキューリング事業を承継したことにより、売上高は飛躍的に向上していますが、多額の費用も発生し営業利益・当期純利益等は減少の見込みとなっています。
以前までは自己資本比率は70%近く、純有利子負債も0円と非常に優秀な数値でしたが、軒並み大幅下落になっているのが現状です。
新たな事業・分野への進出なのでリスクを伴うのは仕方ないことですので、今後の動きに注目しましょう。
これまでの株主優待
これまで頂いたユニカフェのレギュラーコーヒーの数々になります。
保有年数が数年しかありませんので、数自体は少なめになっています。
2017年
レギュラー粉コーヒーとドリップコーヒーの詰め合わせです。
市場で売られているようなパッケージではないのが株主優待ならではですね。
2018年
2017年と引き続き、レギュラー粉コーヒーとドリップコーヒーのセットです。
2019年
2019年からドリップコーヒーが姿を消し、粉コーヒー単体のセットになりました。
写真を掲載できたのは2020年も含めて、過去4年分になります。
飲食系の株主優待はメイン商品と新商品が選定されることが多いのですが、ユカニフェに至っては毎年贈呈される商品が違います。
ユニカフェと言えば!というメイン商品があれば選定できるのでしょうが、業務用向けが主力なので中々難しいのかもしれません。
ただ、2019年からグループ化したART COFFEEのコーヒーが頂けるのを少し期待していたので少し残念です 笑