株の植え方。

運用スタイルは中長期です。株の成長・収穫の過程をお届けします。

【2597】ユニカフェ 株主優待のコーヒー詰め合わせ(2022年)

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ユニカフェ 株主優待

(株)ユニカフェ【2597】

レギュラーコーヒーの焙煎・加工の大手企業で、UCCの子会社です。

嗜好品に位置付けられるコーヒーですが、日本人は多くの方が好んで飲みますね。職場用のコーヒーとして美味しくいただいています。

どんな会社?

レギュラーコーヒーとして有名ですので、ユニカフェを耳にしたことがあることは多いかと思います。

UCCのグループ会社としての一面も持ちつつ、2019年1月には株式会社アートコーヒーをグループ化しています。

昭和9年に神田で事業が始まり、2008年に会社分割によりアートコーヒーが設立され、ユニカフェの仲間入りを果たしています。

また、UCC上島珈琲との関係からキューリング事業(家庭用コーヒー抽出機)を受け継いでいます。

レギュラーコーヒーを主体としていましたが、徐々にコーヒーの多角化が始まっているようです。

株式情報

株主優待は自社商品であるコーヒーが頂けます。

その他、配当金についても以下のとおりにまとめました。

株主優待

権利確定月:12月 年1回

保有数 株主優待
100株 ¥2,000
1,000株 ¥3,000

上表の金額分の自社商品が贈呈されます。

毎年オリジナルのコーヒーの詰め合わせが頂けますので、届くのが楽しみです。

ラインナップとしては、粉コーヒーやドリップバッグが多く、豆コーヒーは見たことがありません。

コーヒーミルを誰もが持っているとは限りませんので、株主優待としては万人が使えるタイプの物が選定されているようです。

自宅ではコーヒー豆を挽く派ですが、職場では面倒なので粉タイプ、ドリップバッグなので、ユニカフェの株主優待は重宝しています。

なお、保有数は100株と1,000株の差が1,000円分しか変わりませんので保有するのであれば100株がオススメです。

50周年記念

ユカニフェ製のドリップバッグスタンド

2022年は50周年記念に該当し、ユカニフェの特製ドリップバッグスタンドが付いてきました。マグカップの上に使い、ドリップバッグの高さを確保してお湯に浸かるのを防ぐために使用します。

これからの事業展開としてはドリップバッグの強化を進めていくようで、その意気込みが感じられます。

利回り

項目 金額 備考
1株 ¥959 2022年3月時点
100株 ¥95,900  
株主優待 ¥2,000  
配当金 ¥800  
利回り 2.92%  

総利回りは3%に届かず低い部類に該当します。

ただ、投資金額が10万円未満で株主優待・配当金も出る、というのは魅力的です。

また、コーヒー事業の大手企業ですので経営は比較的安定しています。株価の乱高下も少なく、安定資産として末永く持ち続けるスタイルの方は検討してみても良いかもしれませんね。

財務関係

2019年にアートコーヒーやキューリング事業を承継したことにより、売上高は飛躍的に向上していますが、多額の費用も発生し営業利益・当期純利益等は減少の見込みとなっています。

以前までは自己資本比率は70%近く、純有利子負債も0円と非常に優秀な数値でしたが、軒並み大幅下落になっているのが現状です。

新たな事業・分野への進出なのでリスクを伴うのは仕方ないことですので、今後の動きに注目しましょう。

これまでの株主優待

これまで頂いたユニカフェのレギュラーコーヒーの数々になります。

保有年数が数年しかありませんので、数自体は少なめになっています。

ユニカフェの株主優待
ユニカフェの株主優待

粉コーヒーの詰め合わせです。業務向けが多いため、ユニカフェと言えば!という商品がないので毎回目新しい物が贈呈されます。

ユニカフェの株主優待
ユニカフェの株主優待

粉コーヒーとドリップバッグのセットのパターンです。

どちらにせよ、あまり見たことがないパッケージなのは言うまでもありませんね。

グループ化したART COFFEEもそうですが、ドリップバッグへの攻勢を強めるということは個人向けの市場にも参入することを意味しています。

これからユニカフェのブランド製品が徐々に家庭に浸透していくと嬉しいです。