【3557】ユナイテッド&コレクティブ　株主優待券が届きました。

ユナイテッド＆コレクティブから株主優待が届きました。

ユナイテッド＆コレクティブ（株）【3557】

メインブランドは居酒屋「てけてけ」で、コスパの良さから人気がありますが、ハンバーガーチェーンの展開は、苦戦を強いられています。

首都圏を中心に展開している外食企業で、店内調理による拘りの料理にも取り組んでいます。主力は居酒屋「てけてけ」で総店舗数の大多数のシェアを占めています。次点は「the 3rd Burger」のハンバーガーチェーンでしたが、2022年以降の閉店が目立っています。

鶏料理を目玉商品として展開している居酒屋で、リモデル店舗が増えてきました。鶏肉を生の状態から焼き上げる「塩つくね」やオリジナルのコラーゲンスープの「博多水炊き」など、自慢のメニューは健在です。

オリジナルの自家製サワーなど、店内調理にこだわった料理・お酒を堪能できる居酒屋で、お値段も社会人には通いやすい価格帯なのも嬉しい点です。

ザ・サード・バーガーは、100％ビーフにこだわった自慢のパティに焼き立てのふわふわのバンズを挟み込みます。毎日仕入れている新鮮なお野菜が更に美味しさを際立たせ、毎日食べても健康的と思わせるほどのフレッシュな仕上がりです。

2021年頃からは出店ラッシュでしたが、2023年に入ってから6店舗も閉店しています。2022年時点では全国に14店舗を展開していたのが、既に半分近くまで減少しました。参考までに直近で閉店したリストは下表のとおりです。

2012年にオープンの”青山骨董通り店”は、サードバーガーの第一号店で、発祥店が閉店に追い込まれました。定期借地権の契約満了によって閉店しているお店もありますが、オープンして1年足らずで閉店しているところが目立ちます。

本社は東京都港区に位置し決算月は2月です。配当金は出ておらず無配ですが、株主還元のメインの優待について紹介します。

権利確定月：2月　8月　年2回

保有数	株主優待
100株	¥5,000
300株	¥15,000

権利区分は100株と300株の2つが用意され、贈呈額は比例上昇します。

私はハンバーガーの”the 3rd Burger”を主目的に保有しているので、100株の5,000円（年間10,000円）を頂いています。1食を1,000円と考えると大体月1回程度は食べに行く必要がありますが、家族利用になると良い感じのペースで消化できます。

300株（30,000円／年）だと、一人の場合は月２～３回、家族利用でも月１回は必要となりますので、中々ハードなスケジュールです。ただ、居酒屋”てけてけ”を使用される方、最大の300株を保有するのをオススメします。

半年毎に頂ける株主優待ですが、有効期限は1年間と優しい設定です。優待券が届いたら、前回頂いた物を使い切らなければ･･･！と思うので、使い忘れ防止になり助かっています。

投資金額は10万円少々と保有しやすく、お食事券が1万円分も贈呈されます。配当金こそ無配ですが、利回りは約8.7％と高還元銘柄です。ただ、業績は芳しくなく赤字や新株予約権の発行を行っています。2023年の四半期報告では税引前純利益がようやく黒字に戻りましたが、最終的には赤字で着地しています。

このまま回復軌道に乗れば良いのですが、悪化の一途を辿ると株主優待の存続も危ぶまれる可能性がありますので、投資判断は慎重になさってください。

主力である居酒屋の”てけてけ”に行ったことはありませんが、ハンバーガー屋さんには何度もお食事しています。

三軒茶屋店をよく利用していますが、近隣には約10店舗のハンバーガーチェーンがある競争エリアです。2017年9月20日にオープンし、6年以上も営業を続けられているので、素晴らしいの一言です。ただ、閉店ラッシュを目の当たりにすると、ここは大丈夫なのだろうか･･･と不安になりますね。

株の植え方。