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【3197】すかいらーく 株主優待 高額カードの数々(2019年)

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株主優待 すかいらーく 33,000円

2017年2月に株主優待額を3倍に拡充すると発表してから今日まで不動の人気銘柄です。

「すかいらーく」という名前のファミリーレストランは姿を消してしまいましたが、「ガスト」がその意思を継ぎ、日本国内でグループ店舗数3,000店以上という桁違いの店舗数を展開しています。

利回りもさることながら、数多くあるお店なので使い勝手が格段に良いのも、人気の一つです。

どんな会社?

ファミリーレストランの超大手企業のすかいらーくレストランツは、ガストを筆頭に数多くのブランドを保有しています。

当初は「すかいらーく」という店舗名で営業を続けていましたが、徐々に「ガスト」へ転換していきました。

市場への経歴を簡単ではありますが、以下のとおりになります。

1982年:東証二部上場

1984年:東証一部上場

2006円:東証一部上場廃止

2014年:東証一部再上場

一度、経営困難になり「上場廃止」の経緯から市場から冷ややかな視線があったことは事実です。

 

2006年の上場廃止時は経営陣のMBOが行われています。

当時の平均株価:2,000円

TOB価格   :2,500円

全取得費用  :2,700億円

(野村HD1,000億円、英系ファンド600億円、みずほ銀行2,200億円から融資)

 

借入金:3,800億円

取得額:2,700億円

諸費用:1,100億円

以上の流れで、上場を廃止したわけですが2011年に米ファンドのベイン・キャピタルに2,600億円で買収されました。

※MBO・・・株主から自社株式を取得して、オーナー経営者として独立すること)

 

また、上場廃止時の企業価値・のれんも求めておきます。

資 産:2,300億円

負 債:1,360億円

純資産:940億円

2,700億円(取得価格)-940億円(純資産)=約1,800億円(のれん代)

 

2016年12月時点の残存のれん代は1,461億円です。

主な内訳は、ガスト(761億円)・ジョナサン(181億円)・バーミヤン(156億円)となっています。

 

www.yutachip.com

のれんについては、上記の記事をご参照ください。 

 

株主優待

権利確定月:6月 12月 年2回

 

100株:6,000円(前期3,000円、後期3,000円)

300株:20,000円(前期9,000円、後期11,000円)

500株:33,000円(前期15,000円、後期18,000円)

1,000株:69,000円(前期33,000円、後期36,000円)

 

保有株数が多くなれば多くなるほど、利回りが高くなる仕様になっています。

株主優待券が使えるのは「店舗のみ」に限られていますので宅配には使用できないのでご注意ください。子育て世代に重宝していたので少し残念ですね。

また、使用できる単位は「500円ごと」になります。

株主優待 すかいらーく 3,000円・5,000円 2019年

今回の贈呈分から、1,000円カードが廃止となりました。

3,000円と5,000円の2種類に切り替わり33,000円という大盤振る舞いの株主優待券の到着です。

 

利回り

1株:1,917円(2019年9月時点)

 

1,000株 :1,917,000円

株主優待:69,000円

配当金 :19,000円

 

88,000円÷1,917,000=4.6%

 

株価の上昇に伴い5%を下回ってしまいました。それでも魅力的な利回りだと思いますが、最大の株主優待を得るためには投資金額が約200万円と、高めなのが少々ネックです。

100株でも4.1%の利回りなので、100株ずつ徐々に買い増しをしていくという手法もありかもしれませんね。

 

グループ企業

主なグループは3社です。

(株)すかいらーくレストランツ

1.ガスト

2.ジョナサン

3.バーミヤン

4.夢庵

5.しゃぶ葉

 

ニラックス(株)

1.ブランブッフェ

2.むさしの森珈琲

3.エクスブルー

 

(株)トマトアンドアソシエイツ

1.じゅうじゅうかるび

2.トマト&オニオン

 

株主の状況

大盤振る舞いな株主優待券を贈呈しているところですが、どのくらい経営に影響を及ぼすのか気になりますよね。

株主通信の冊子に所有株数別分布状況が掲載されていましたので簡単に計算してみます。

株主優待コスト すかいらーく 所有状況

1単元=100株で、2017年時点の情報です。

100株   :177,518名

500株   :32,227名

1,000株以上:41,895名

 

天下のすかいらーくグループの株主数はすごいですね。

100株保有者が多いのは納得できますが、500株より上限の1,000株を狙いに行っている方が多いのも興味深いです。

さてさて、これを年間の株主優待額に当てはめてみますと

100株 :10億6,500万円(年間  6,000円)

500株 :10億6,350万円(年間33,000円)

1,000株:28億9,075万円(年間69,000円)

一年間の株主優待贈呈額:50億1,925万円

 

当期純利益

50億円以上の株主優待コストを負担できるほどの体力があるのか気になるところです。

会社の経営が成り立たなくなってしまったら元も子もありませんから。

 

当期純利益の推移

2012年:70億円

2013年:70億円

2014年:94億円

2015年:151億円

2016年:182億円

2017年:155億円

2018年:114億円

2019年:110億円(予想見込)

直近は右肩下がりなのが気になりますが、体力は十分あるように見えますね。

 

これまでの株主優待

 

株主優待 すかいらーく 36,000円 2018年
株主優待 すかいらーく カード化 2018年

当初は500円券の冊子でしたが、郵送コスト等の関係からかプリペイドカード化に移行されました。更に1,000円カードは廃止され、3,000円と5,000円の2種類のカードに切り替わっています。