株の植え方。

運用スタイルは中長期です。株の成長・収穫の過程をお届けします。

【3197】すかいらーく 株主優待 お食事券の贈呈(2020年)

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すかいらーく 株主優待 お食事カード 2020年

(株)すかいらーくホールディングス【3197】

2017年2月に株主優待額を3倍に拡充すると発表してから不動の人気銘柄です。

すかいらーくという名前のファミリーレストランは姿を消してしまいましたが、ガストがその意思を継ぎ、日本国内でグループ店舗数3,000店以上という桁違いの店舗数を展開しています。

利回りもさることながら、数多くあるお店なので使い勝手が格段に良いのも、人気の一つです。

どんな会社?

ファミリーレストランの超大手企業のすかいらーくレストランツは、ガストを筆頭に数多くのブランドを保有しています。

当初は「すかいらーく」という店舗名で営業を続けていましたが、徐々に「ガスト」へ転換していきました。

市場への経歴を簡単ではありますが、以下のとおりになります。

1982年:東証二部上場

1984年:東証一部上場

2006円:東証一部上場廃止

2014年:東証一部再上場

一度、経営困難になり「上場廃止」の経緯から市場から冷ややかな視線があったことは事実です。

 

2006年の上場廃止時は経営陣のMBOが行われています。

当時の平均株価:2,000円

TOB価格   :2,500円

全取得費用  :2,700億円

(野村HD1,000億円、英系ファンド600億円、みずほ銀行2,200億円から融資)

 

借入金:3,800億円

取得額:2,700億円

諸費用:1,100億円

以上の流れで、上場を廃止したわけですが2011年に米ファンドのベイン・キャピタルに2,600億円で買収されました。

※MBO・・・株主から自社株式を取得して、オーナー経営者として独立すること

 

また、上場廃止時の企業価値・のれんも求めておきます。

資 産:2,300億円

負 債:1,360億円

純資産:940億円

2,700億円(取得価格)-940億円(純資産)=約1,800億円(のれん代)

 

2016年12月時点の残存のれん代は1,461億円です。

主な内訳は、ガスト(761億円)・ジョナサン(181億円)・バーミヤン(156億円)となっています。

のれんについては、以下の記事にまとめてあります。

「のれん」「負ののれん」とは。株式投資での注意点について

 

株式情報

使い勝手の非常に良い株主優待券は何よりの魅力です。

配当金等の情報も併せて見ていきましょう。

株主優待

権利確定月:6月 12月 年2回

保有数 株主優待
100株 ¥6,000
300株 ¥20,000
500株 ¥33,000
1,000株 ¥69,000

保有株数が多くなれば多くなるほど、利回りが高くなる仕様になっています。

株主優待券が使えるのは店舗のみに限られていますので宅配には使用できないのでご注意ください。子育て世代に重宝していたので少し残念ですね。

また、使用できる単位は500円ごとになります。

株主優待 すかいらーく 3,000円・5,000円 2019年

金額区分は3,000円と5,000円の2種類のみで、1,000株保有していると前期33,000円、後期36,000円という大盤振る舞いの株主優待券が頂けます。

利回り

項目 金額 備考
1株 ¥1,827 2020年3月時点
1,000株 ¥1,827,000  
株主優待 ¥69,000  
配当金 ¥19,000  
利回り 4.82%  

新型コロナウイルスの影響で株価は一時1,500円前後まで落ち込みましたが、飲食の株主優待のV字回復力は凄まじく、1,800円台まで一気に戻しています。

金融市場は不安定ではありますが約5%付近と魅力的な利回りだと思います。最大の株主優待を得るためには投資金額が約200万円と、高めなのが少々ネックです。

100株でも十分な利回りなので、100株ずつ徐々に買い増しをしていくという手法もありかもしれませんね。

 

グループ企業

主なグループは3社です。

(株)すかいらーくレストランツ

No 店名
1 ガスト
2 ジョナサン
3 バーミヤン
4 夢庵
5 しゃぶ葉

有名なファミリーレストランなので紹介は不要ですね。

しゃぶ葉は元々ニラックス社が経営していましたが、すかいらーくの本体に組み込まれました。

ニラックス(株)

No 店名
1 ブランブッフェ
2 むさしの森珈琲
3 エクスブルー
4 くし葉

ニラックスは食べ放題・ブッフェが主力で、ランチであれば1,000円台のブッフェが主流なのでお得感も強いです。

くし葉は串揚げ・天ぷらの食べ放題のお店です。まだ1店舗しか営業していませんが、実際に行ってみた記事は以下のとおりです。

【株主優待】すかいらーく くし葉 お食事体験記

(株)トマトアンドアソシエイツ

No 店名
1 じゅうじゅうかるび
2 トマト&オニオン

ブランド力・店舗数共に心許ないですが、焼肉食べ放題のじゅうじゅうかるびはよくお世話になっています(笑

使い切れなくなった株主優待もここでなら一気に消化できますので重宝している店舗です。

株主優待実施コスト

大盤振る舞いな株主優待券を贈呈しているところですが、どのくらい経営に影響を及ぼすのか気になりますよね。

株主通信の冊子に所有株数別分布状況が掲載されていましたので簡単に計算してみます。

株主数

株主優待コスト すかいらーく 所有状況

1単元=100株で、2017年時点の情報です。

保有数 株主数
100株 177,518名
500株 32,227名
1,000株以上 41,895名

天下のすかいらーくグループの株主数はすごいですね。

100株保有者が多いのは納得できますが、500株より上限の1,000株を狙いに行っている方が多いのも興味深いです。

さてさて、これを年間の株主優待額に当てはめてみますと

保有数 株主優待総額 一人あたり
100株 10億6,500万円 6,000円
500株 10億6,350万円 33,000円
1,000株以上 28億9,075万円 69,000円

一年間の株主優待贈呈額:50億1,925万円

当期純利益

50億円以上の株主優待コストを負担できるほどの体力があるのか気になるところです。

会社の経営が成り立たなくなってしまったら元も子もありませんから。

 

当期純利益の推移

2012年:70億円

2013年:70億円

2014年:94億円

2015年:151億円

2016年:182億円

2017年:155億円

2018年:114億円

2019年:110億円(予想見込)

直近は右肩下がりなのが気になりますが、体力は十分あるように見えますね。

 

これまでの株主優待

株主優待 すかいらーく 36,000円 2018年
株主優待 すかいらーく 33,000円

当初は500円券の冊子でしたが、郵送コスト等の関係からかプリペイドカード化に移行されました。更に1,000円カードは廃止され、3,000円と5,000円の2種類のカードに切り替わっています。