【9627】アインホールディングス　株主優待券が届きました。

アインホールディングスから株主優待が届きました。

（株）アインホールディングス【9627】

調剤薬局の分野では首位に君臨している企業です。ウエルシアなどの大手ドラッグストアの方が大規模な気がしますが「調剤薬局」に限るとアインホールディングスが頭一つ抜けています。

主力はアイン薬局で約1,100店舗を全国で展開させている大企業です。調剤薬局としての売上高は業界トップで、薬剤師の方の就職先として最有力候補として挙がっています。

また、セブン＆アイホールディングスと資本・業務提携を結んでおり、両者の大規模な相乗効果が存分に発揮されています。なお、業界の2位は日本調剤薬局、クオール薬局と続いていき、この上位3社で多くのシェアを占めています。

アインホールディングスは、駅ナカやショッピングモール等の商業施設に多く展開しているので、利便性は非常に高く、かかりつけ薬局としての社会的意義も果たしています。ドラッグストアも運営していますので、日常の安心安全をサポートしています。

本社は北海道札幌市に位置し、決算月は4月です。株主優待は自社グループ関連の商品券で配当金も出ていますので、それぞれを紹介します。

権利確定月：4月　年1回

保有数	株主優待
100株	¥2,000

権利区分は100株のみで、2015年4月より新設されました。調剤薬局のアイン薬局、ドラッグストアのアインズ＆トルペで使用できます。

ドラッグストアに焦点をあてますと、関東エリアであれば約40店舗が営業しています。

東京都には東京駅、新宿、渋谷、池袋、自由が丘に店舗を構えています。神奈川県には横浜やみなとみらい、川崎などの主要駅に多く展開しているので、利用はしやすいと思います。ご自宅のエリアも調べてみると「こんなところにあったんだ。」と思うぐらい色々とありますよ。

1株単価は約5,000円で、必要投資金額は約50万円を超えるため敷居は高めです。株価のレンジ幅は5,000円～8,000円を推移しているので、現在は底値付近に位置しています。投資金額が下がっているとはいえ、株主優待と配当金を合わせた総利回りは約1.5％と低還元銘柄です。

直近での話になりますが、乱高下の動きをしています。2022年5月頃に5,500円付近をウロウロしていたのが、わずか3ヶ月で+40％近い大暴騰を果たしています。ただ長続きせず同年11月以降からは下降トレンドに陥り、約5,000円まで戻ってしまいました。

7,000円～8,000円のレンジ幅を推移して欲しかったですが、残念ながら一時のバブル的な株価変動でした。現在はキャピタルゲインを狙うかどうか判断になるかと思います。

株の植え方。