アイコム(株)【6820】
無線機の専業メーカーで、売上の約4割は海外向けでグローバル化も進んでいます。
どんな会社?
無線機器は、アマチュア用・陸上用・海上用の3本柱で事業を展開しています。その他にもネットワーク機器やIP電話機器も手掛けています。業界のリーディングカンパニーとして、絶大な信頼性を誇っており米国の国防省をはじめとする海外からも非常に高く評価されています。
旧時代?
以前、YouTubeでアマチュア無線の通信のやり取りを見たことがありますが、一体全体何をやっているのか理解できませんでした・・・笑
無線を使って世界中の人と交流が出来たり、誰と繋がるか分からない未知数なところも醍醐味の一つのようです。SNSが爆発的に普及し、少し古い機械のように思えますが、無線機の需要は衰えることを知りません。
災害時の無線は群を抜いて安定感がありますし、国防等の情報収集には必須ツールといっても過言ではありません。インターネットがどれだけ普及しても、用途が異なるのでこれからも末永く使用される機械です。
株式情報
本社は大阪府大阪市に位置し、決算月は3月です。株主優待や配当金がそれぞれ出ていますので、見ていきましょう。
株主優待
権利確定月:3月 年1回
保有数 | 株主優待 | 2年以上 |
---|---|---|
100株 | ¥3,000 | ¥5,000 |
500株 | ¥3,000 | ¥10,000 |
基本的は全国各地の特産品が掲載されたカタログギフトが頂けますが、2年以上保有した方に対してアイコムダイレクト(IcomDirect)というオンラインストア、もしくは自社指定販売店でのクーポン券を選択できるようになります。
3,000円以上のカタログ品か、5,000円以上のクーポン券か、いずれかの一つになりますので、無線機に興味がない方はカタログギフト一択です。500株の場合でもカタログ品は”1品のみ”のため買い増しのメリットはあまりありません。
カタログ冊子
フルーツは毎回頂いています。
フルーツ、スイーツ部分です。メロン、梨、みかんと頂いたことがあるので、今回は桃を注文しようと思います。



ラインナップが豊富でグルメ尽くしです。
フルーツやスイーツ以外にも多くのラインナップが掲載されており、食品のみで構成されているグルメカタログです。64種類もあるので誰もが楽しめる内容となっています。
桃


1玉300gで1,000円相当の高級果物です。
2023年権利分で頂いた「山梨県の桃」です。どこからのブランド品かな・・・?と調べようとしましたが、特に記載はありませんでした。包装箱も業務用で売られている物のため特定不可です。
1玉300gと大きめで届いた時点で食べ頃の熟し方がしていました。食べる2~3時間前に冷蔵庫で冷やしていただきましたが、とても甘く柔らかかったです。酸味はほとんど気にならず、スーパーで買ってきた桃を嫌がった息子でもパクパク食べてくれました。
幸水梨
8月上旬に届き、とても瑞々しく美味しかったです。
時期によって梨の品種が異なり、8月は幸水梨、9月は豊水梨、10月は新興梨が頂けます。申込の期限は12月までなのでお好きな品種がある場合は、お届出日を設定して申込します。
頂いたのは「幸水梨」で1個あたり600円の高級品です。その値段に納得の瑞々しい梨でとても美味しかったです。幸水は足が早いため、冷蔵保存で1週間以内に食べきるのが良いそうです。
ゆら早生みかん
和歌山県産の早生みかんで、
甘さもしっかりと感じられとても美味しいです。
早生(わせ)みかんが届きました。冬になるとみかんの段ボールが届くのが風物詩になっている家庭も多いと思います。容量は2.5kg(24玉)でサイズはMぐらいでしょうか。
贈答用のため形も良く、大きさも揃っています。ネットでは訳あり10kgみかんの安さに惹かれますが、美味しく食べきれるのは2.5kg~5kgぐらいまでなので、丁度良いサイズ感です。食べきったら今度は5kgあたりを購入しようと思います。
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びん長まぐろ鰹尽くし
お刺身でも丼でも美味しいです。
いつもはフルーツを頂きますが、一通りの種類を楽しめたので海鮮の注文をしてみました。どちらも中々の量があるので4人家族でも満足できる内容品です。
冷凍のマグロやカツオですが、味の質が全く落ちない冷凍技術には本当に感謝の限りです。
利回り
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
1株 | ¥2,812 | 2023年7月時点 |
100株 | ¥281,200 | |
株主優待 | ¥3,000 | |
配当金 | ¥6,500 | |
利回り | 3.38% |
株主優待はカタログ品を想定して3,000円で計算しています。配当金も約2.3%でていますので、総利回りは約3.3%と一般的な利回りが出ています。
株価は極端なアップダウンはなく、2,000円~3000円のレンジ幅で安定的に推移をしているため、長期投資を前提に考えても良いと思います。一般の方からすると無線機の業界はニッチな感じがしますが、国防や海上無線での使用が廃れるとは到底思えません。その中でもリーディングカンパニーとしての地位に君臨しているアイコムは今後も安定的な業績を維持してくれる期待感が強いです。