株の植え方。

運用スタイルは中長期です。株の成長・収穫の過程をお届けします。

【3048】ビックカメラ 株主優待が届きました。

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ビックカメラから株主優待が届きました。

(株)ビックカメラ【3048】

長期保有特典の優待券が非常に魅力的なのがビックカメラです。価格も安く利便性が高いので大好きな銘柄の一つです。

どんな会社?

家電量販店の大手でターミナル駅に大型の店舗を構える戦略をとっています。CMでも大々的に広告を行っていますので知っている方も多いことでしょう。さらにソフマップ・コジマを傘下にしていますので家電量販店の地位を押し上げていっています。

同業他社との比較

決算期が違うため完全な比較は出来ませんが、上位5は以下の通りです。

【売上高(2022年期)】

順位 会社名 売上高
1 ヤマダ電機 1兆6,000億円
2 ビックカメラ 7,900億円
3 ヨドバシカメラ 7,530億円
4 ケーズデンキ 7,400億円
5 エディオン 7,130億円

この勢力図メンバーは数年変わっておらず、ヤマダ電機が頭一つどころか2位以下を大差で引き離しているのが特徴的です。

ビックカメラもM&Aを行い事業拡大を図ってきましたがトップに君臨するのは茨の道なのが数字を見て分かります。エディオン、ヨドバシカメラ、ケーズデンキのいずれかを買収してようやく肩を並べることができますので、ヤマダ電機の化け物級の売上高は凄まじいです。

株式情報

本社は東京都豊島区に位置し、決算月は8月です。株主優待と配当金がそれぞれ出ていますので、見ていきましょう。

株主優待

権利確定月:2月 8月 年2回

保有数 2月 8月
100株 ¥2,000 ¥1,000
500株 ¥3,000 ¥2,000
1,000株 ¥5,000 ¥5,000
10,000株 ¥25,000 ¥25,000

1,000円のお買物券が上表の金額分が贈呈され、長期保有特典も100株以上であれば一律で追加されます。

8月期に頂いた株主優待券です。私と妻の2名義分なので6,000円頂きました。

8月期に頂いた株主優待券です。
私と妻の2名義分なので6,000円頂きました。

8月期は長期保有特典が加味されるので、複数名義となるとインパクトがより高まります。家族分も含めて永久ホールドがオススメな銘柄です。

2月期に頂いた株主優待です。今回から3名義分となりました。

2月期に頂いた株主優待です。
今回から3名義分となりました。

長期保有のない2月期ですが、2,000円分も頂けるのはありがたいです。

長期保有特典(8月期のみ)
保有数 1年以上 2年以上
100株 ¥1,000 ¥2,000

この長期保有特典が非常に優秀で一番高利回りになる100株の場合、年間で最大5,000円が贈呈されます。なお、有効期限は半年なので使い忘れにはお気をつけください。

ネット通販での利用方法

あまりオススメできない方法ですが、ネット通販でも使用できます。ビックカメラ.comで通常通り購入し、ビックカメラ:株主優待の使用方法から「ビックカメラ.COM 株主様お買い物優待券ご利用票」を印刷、郵送すると銀行口座にキャッシュバックされます。

郵送方法は「特定記録郵便」または「簡易書留」が指定されており、郵送料を自己負担しなければならないので、手間とコストを考えるとあまりオススメできません。簡易書留で送付しなくても多分受け取ってくれるのでしょうが、金券なので郵送事故のトラブルを避けるためなので仕方ないですね。

別の企業が提供している株主優待では産地直送品と自社金券を交換する際は通常郵便の返信用封筒がついてくることが多いですが、ビックカメラは現金を振り込む作業が発生するのでより厳重なのでしょう。

利回り

項目 金額 備考
1株 ¥1,040 2023年5月時点
100株 ¥104,000  
株主優待 ¥5,000 長期保有込
配当金 ¥1,500  
利回り 6.25%  

現在の株価は下落傾向で1,000円を下回るかどうかの水準まで来ていますが、レンジ幅的には下がっても900円台付近で、そこから押し返す動きが強いです。

株価下落に伴い利回りは上昇しており、株主優待と配当金を合わせた場合は約6.2%と高還元銘柄です。ビックカメラは家電量販店2位の手堅い企業なうえ、株主優待の使用制限もなく利用価値が高いです。

配当金は例年1%少々とわずかではありますが、毎年出ており株主還元の姿勢が高いです。コロナ禍の前は1株20円でしたので、そこまで配当金が戻ることを期待したいですね。