カーリットホールディングス(株)【4275】
火薬・化学製品の生産を行っており、発煙筒のシェアは国内80%と業界トップに君臨しています。
どんな会社?
化学製品の扱いに非常に長け、化学素材では様々な分野で高いシェアを誇っています。
ロケット燃料や発煙筒など、生活のあらゆるところにカーリットの技術が使用されています。身近なところでは夏の風物詩の花火。テレビ・スマートフォンの電化製品にもカーリットの製品が使われています。
元々は1916年に爆薬の開発に着手したことがカーリットの時代の始まりです。
この時代は日本でも多くの戦争を行っていた時期ですから、国策としての爆薬開発も必須だったことでしょう。
きっかけは爆薬でしたが、その技術の応用で様々な日常に使用できる便利な製品を研究開発し、世の中の生活を豊かにしてくれています。
株式情報
株主優待はUCギフトカードが頂けます。ギフトカードは有効期限がないのが魅力的ですよね。配当金も出ていますので併せて見ていきましょう。
株主優待
権利確定月:3月 年1回
保有数 | 3年未満 | 3年以上 |
---|---|---|
100株 | ¥500 | ¥1,500 |
500株 | ¥1,000 | ¥2,000 |
1,000株 | ¥1,500 | ¥2,500 |
3年以上の長期保有特典が非常に魅力的なので長期保有前提での保有になります。
株主優待券は百貨店で使用できるギフトカードなので使い勝手も良く、貯める続けていらっしゃる方も多いかもしれませんね。
利回り
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
1株 | ¥504 | 2020年7月時点 |
100株 | ¥50,400 | |
株主優待 | ¥1,500 | 3年以上保有 |
配当金 | ¥1,200 | |
利回り | 5.36% |
利回りは5%を超え中々の数値です。
株主優待と配当金が安定的に出ているのはありがたい上に、投資金額も約5万円と手が出しやすいため、保有しやすい銘柄ですね。
株価は2018年をピークに右肩下がりで低迷を続けていますが、業績はさほど悪いように見えません。株主還元も行っておりますし、不思議と低迷状態です。
キャピタルゲインを狙いに行っている訳ではありませんが、何かしら理由があって日の目を見ないのでしょうか・・・?
現状では継続的に長期保有をしていきますが、どうして低迷しているのか?という分析を的確にできる方は相場の世界でも勝ち残っていくでしょうね。金融市場は難しいものです。
私自身はそこまで理解できず、現物ホールドでのほほんとしていますが・・・笑