【3205】ダイドーリミテッド　株主優待が届きました。

ダイドーリミテッドから株主優待が届きました。

（株）ダイドーリミテッド【3205】

アパレル企業で”ニューヨーカー”が看板ブランドです。本業である衣料の業績は低迷しています。

アパレル業界では中堅に位置しており、NEW YORKER（ニューヨーカー）やbrooksbrothers（ブルックスブラザーズ）の人気ブランドを展開しています。価格帯は高めですが、技術力は高く高品質な製品を開発しています。

ただ衣料の業績は赤字が続いており黒字化は前途多難です。何とか収益を確保しているのは不動産賃貸業で、神奈川県小田原市に”ダイナシティ”という複合商業施設の運営・管理を行っています。売上比率は10％台と微々たるもので本業の赤字をカバーできるほどの規模ではありません。

本社は東京都千代田区に位置し、決算月は3月です。株主優待と配当金の情報をそれぞれ紹介します。

権利確定月：3月　9月　年2回

権利区分は3つあり100株では割引コードのみが頂けます。株主優待の製品を頂く場合は500株以上が条件となっていますので、ご注意ください。

100株保有から頂ける20％割引券です。ブルックスブラザーズはハイブランドなので利用するに人にとっては大きな還元額が期待できます。私は優待品目当てで保有していたので、紙同然の扱いですが･･･。

以前までは100株でもNEY YORKERのタオルギフトが贈呈される程の大盤振る舞いな株主優待でしたが、2020年以降は500株以上に改悪されてしまいました。

業績が悪化し、配当金も1株20円から無配へ転落しているので致し方ない対応です。

優待品が頂ける500株では総利回り約2.2％とあまり魅力的ではありません。配当単体の利回りは約0.4％と低還元ですが、無配に転落していたこと考えると改善傾向です。

復配を果たしましたが赤字なのは変わらず、本業である衣料業の先行きは不透明です。収益源である不動産業の効率化を進めているためか株価は上昇傾向です。

ダイドーリミテッドは塩漬けしていた銘柄ですが、含み益が出る程まで持ち直したのは感謝の限りです。何かしらの好材料がなければここまで急上昇しませんが、どこまで上昇するか期待したいですね。500株保有を目指される方は今後の動向に注視しましょう。

株の植え方。