(株)ドトール・日レスホールディングス【3087】
商号から見て分かる通り、コーヒーで有名なドトール等を展開しています。
どんな会社?
2007年に株式会社ドトールコーヒーと、日本レストランシステム株式会社が経営統合することになり、現在の商号となっています。
コーヒーといえばスターバックスが強者となるわけですが、ドトールコーヒーは根強いファンがいても中々の苦戦を強いられています。
参考までに筆頭ブランドの売上高は大体以下のとおりです。
会社名 | 売上高 |
---|---|
スターバックス | 1,700億円 |
ドトール | 960億円 |
サンマルク | 440億円 |
タリーズ | 330億円 |
※2020年調べ
絶対的王者のスターバックスとは2倍近く開いておりますが、サンマルクやタリーズが合わさってもドトールには及ばない数字となっています。
堂々たる立ち位置にいるのですが、スタバが頭一つ抜けていますね。
それ以外の業態
ドトールは高級志向のエクセルシオールカフェも展開していますが、経営統合した日レスを始め、色々なブランドを展開しています。
五右衛門、星乃珈琲、神乃コーヒー、F&F、パンの田島
ドトール・日レスの傘下には多くの業態が入っており、多角化が進んでいますね。個人的には自然食品F&Fもドトールの傘下になっていることに驚きました。
街中を歩いていると、あそこはあの企業が運営しているのか。品揃えはどんな感じになっているのかな?と・・・買い物の視点だけではなく見てしまうこともあります 笑
株式情報
本社は東京都渋谷区に位置しており、決算月は2月です。
東証一部に上場している、誰もが知っている銘柄です。
株主優待
権利確定月:2月 年1回
保有数 | 金額 |
---|---|
100株 | ¥1,000 |
300株 | ¥3,000 |
500株 | ¥5,000 |
保有数と金額が比例してあがっていきます。
コーヒーチェーンの株主優待は意外とありませんので、コーヒー好きであれば保有しても良い銘柄だと思います。
有効期限は1年間でプリペイドカードが頂けますが、ドトールバリューカードにチャージすることによって有効期限が3年間に延ばすことができます。
店舗で使用する際は1会計につき1枚のプリペイドカードのみが使用できる仕様なので、複数名義で保有されている方はバリューカードに合算して使用した方が使い勝手が格段に良くなります。
更に有効期限も延長されるので、ドトールの株主優待を貰った際はバリューカードの保有をオススメします。
店頭でバリューカードを下さい。と言えば300円で購入可能です。最初に300ポイントが付与されているので実質0円となっています。
利回り
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
1株 | ¥1,602 | 2021年12月時点 |
100株 | ¥160,200 | |
株主優待 | ¥1,000 | |
配当金 | ¥2,400 | |
利回り | 2.12% |
株主優待と配当金を併せた総利回りは約2%と、そこまで魅力度は高くありません。
株価自体は安定的に推移していますので、長期保有も良いかもしれませんが、株主優待の最大である500株(投資金額約80万円)までは中々難しいかもしれませんね。
初荷2022
5月頃に頂いた株主優待は使わずに2022年の福袋となっている「初荷2022」を購入してみました。
選んだものはコーヒー豆セット。3つの区分に分かれており、一番安い1,800円のものを頂きました。
①1,800円(豆2袋、コーヒーチケット5枚)
②3,400円(豆3袋、コーヒーチケット5枚、キャニスター缶)
③5,800円(豆5袋、コーヒーチケット10枚、キャニスター缶)
一番お得なのは③の5,800円のものです。ハワイコナブレンドとブルーマウンテンブレンドの高価格な豆が頂ける上、ドリンクチケットも10枚と太っ腹なラインナップとなっています。
キャニスター缶はお家に十二分にありますし、コーヒー豆もそんなに早く消化できないので賞味期限を気にしなくて済むように安全策の2袋です。
コーヒーチケットは、ブレンド・アメリカン・アイスのSサイズと引き換え可能です。1杯220円なので1,100円分になります。
全国の店舗で使用できるので使い勝手は申し分ありませんが、スタバみたいにお好きなドリンクと交換だと嬉しいのになぁ、と思ってしまうのは贅沢でしょうか・・・笑